― 分野別の推奨圧力設定値を解説
工場では何気なく設定されている コンプレッサーの吐出圧力。
しかし実際には
というケースが非常に多く見られます。
この記事では 圧力設定の考え方と業種別の推奨圧力 を解説します。
つまり、
必要以上の高圧運転は電気代の無駄です。
根本原因を解決せず、 圧力だけ上げて対応している工場は少なくありません。
一般的なスクリューコンプレッサーでは、 操作パネルから設定圧力を変更します。
| 設定項目 | 内容 |
|---|---|
| 運転圧力 | 通常運転時の設定圧力 |
| アンロード圧力 | 停止・待機へ移行する圧力 |
| ロード圧力 | 再起動する圧力 |
| 業種・用途 | 推奨圧力 |
|---|---|
| 一般機械加工 | 0.6〜0.7MPa |
| 板金加工 | 0.6〜0.7MPa |
| 樹脂成形 | 0.7〜0.8MPa |
| 食品工場 | 0.6〜0.7MPa |
| 電子部品工場 | 0.5〜0.7MPa |
| 塗装設備 | 0.7MPa前後 |
| エアブロー主体 | 0.5〜0.6MPa |
多くの工場では 0.65〜0.75MPa に収まります。
圧力が高いほど圧縮仕事量が増加します。
配管漏れ量は圧力上昇に比例して増加します。
シールやホースへの負荷が大きくなります。
| 順位 | 原因 |
|---|---|
| 1位 | エア漏れ |
| 2位 | 配管径不足 |
| 3位 | タンク容量不足 |
| 4位 | コンプレッサー容量不足 |
| 5位 | 設備増設による空気量不足 |
特に負荷率を把握せずに圧力調整を行うのは危険です。
現場調査を行うと、
になっているケースもあります。
しかし設備側を見ると 0.6MPa程度で十分なことも少なくありません。
コンプレッサーの圧力設定は 設備担当者だけでなく、 経営者が見るべき重要なコスト管理項目です。
コンプレッサー更新・中古導入・省エネ診断・AirBaseによる負荷率分析など、お気軽にご相談ください。