コンプレッサーの電気代はなぜ高いのか?
― 出力kWより重要な「本当のコスト構造」

「コンプレッサーの電気代が高い」 多くの工場で、毎月なんとなく感じている不満ではないでしょうか。

実はその原因、 コンプレッサーの“出力kW”だけを見て判断していることにあります。

本記事では、 なぜ電気代が下がらないのか 本当に見るべきコスト構造は何かを整理し、 省エネ対策の入口として分かりやすく解説します。

よくある誤解|kWが小さい=電気代が安い?

コンプレッサー選定時、 「15kWだから電気代はこのくらい」 そんな計算をしていませんか?

結論:
コンプレッサーの電気代は、 kW × 稼働時間 × 運転状態で決まります。

つまり、出力kWはコストの一部にすぎません。

コンプレッサー電気代の「本当の内訳」

要素 内容 見落とされがちな点
定格出力(kW) モーター能力 実運転とは一致しない
負荷率 何%で使っているか 低負荷運転が多い
運転時間 稼働・待機時間 無負荷運転が長い
台数構成 複数台の役割 主機が働きすぎ

この中で、最も電気代を押し上げているのが 「無駄な運転時間」です。

なぜ「使っていないのに電気を食う」のか

多くの工場で見られるのが、 エアを使っていない時間でも回り続ける状態です。

実態:
無負荷運転でも、
定格出力の30〜40%の電力を消費します。

これが積み重なり、 「理由は分からないけど電気代が高い」状態になります。

「高効率機に替えれば解決」は半分正解

インバータ機・高効率機は確かに省エネです。 しかし、それだけで解決しないケースも多くあります。

対策 効果 注意点
高効率機導入 消費電力削減 使い方が同じなら効果限定
圧力見直し 即効性あり 現場理解が必要
配管改善 ロス低減 調査が必須

設備より先に「使い方」を見ることが重要です。

省エネの第一歩は「見える化」

電気代が高い理由が分からない工場の多くは、 現状を数値で把握していません

これらを把握するだけで、 対策の8割は見えてきます

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まとめ|kWではなく「構造」を見る

コンプレッサーの電気代が高い理由は、

省エネとは、 我慢でも投資でもなく、設計の見直しです。

まずは、自社のコンプレッサーが 「どう使われているか」を疑ってみてください。

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