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2016年6月29日 水曜日配信  文 スタッフ-hayashi

人間とロボットが共存するためには


これからの時代私が注目している分野が3つある。
1.医療 2.ロボット 3.宇宙
他にも成長産業分野はさまざまあるが、これらの3つは私が興味深いものだ。
その中でも今もっともハマっているものが、ロボット分野である。
ロボットの構成・仕組みとしては・・・
主に環境、制御、感覚、パワー、構造、プログラムの6分野で構成されている。
ロボットはまず「環境」というどの分野で使用されるものかということが重要である。
工場などのラインで使用される産業用ロボットなのか
または、医療現場で使用される高精度ロボットなのか
もしくは、介護で使用されるサポート型のロボットなのか
今後様々な環境でロボットが使用されることは間違いない。
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そしてロボットと聞くと映画などで見る人工知能を持った人型ロボットを想像する人も多いだろう。
そこで最も重要な部分が制御であり、ロボットの動作とコンピュータの指示を比較し、正しく動作させることだ。
人工知能のことについて軽く触れておくと、人工知能は主に2種類ある。
「人間の知能そのものを持つもの」、もう一つは「人間が知能を使ってすることを機械にさせるもの」。
現在の研究はほぼ後者である。
前者のほうが時間はかかるが不可能ではないと思う。
今ではお馴染みのルンバも掃除をさせるロボットのひとつである。
そのように人間は、人間にかかる負荷を取り除こうと便利なモノを開発し続ける生き物なのだと感じる。
話は戻り、ロボットの構造である感覚は人間でいう五感の部分である。
様々なセンサーにより、それをコンピュータによって認識する。
パワーは、ロボットの動力でありそれを引き出すためのエネルギーも様々である。
エンジンなのか、電力なのか・・・
構造はロボットの骨格、外観、デザインである。
これは軽くて強度があれば良いというモノではないと思う。
弱くて愛着のある構造であれば、高齢者などのペットロボットにはニーズがあるのではないか。
プログラムは人間の脳の部分であり、前述での人工知能の話もあったが、過去のデータなども反映させロボットを正しく動作させる重要な部分である。

構造の話をしてきたが、今のロボット開発は最先端なモノを求めすぎて一般の人には受け入れがたい状態になっているのではないかと私は思う。
今後のロボット分野にそれは必要だが、最先端な人型ロボットができたとしても普通の人が使いこなせるのか、またそんなロボットが一家に1台あっても怖いに違いない。
愛着なんてわかないだろう。
それよりもプログラム上最初は赤ちゃんの知能のように何もない状態から、ロボットの持ち主が様々なことを教えこみ、自分のペットのように育てていけるロボットであれば愛着がわき人間のサポートも心地よく行われるのではないかと思う。
すべて完璧なものが正解とは限らない。
以上が私の勝手な意見であり、今後研究を重ねていくつもりである。









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