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2016年6月5日 月曜日配信  文 スタッフ-shirakura

浮かんだ文字が消える!? 世界に誇れる日本の精密加工


最近、次のような動画がTVやネットで取り上げられています。
分厚い金属に浮き上がる「MGN」の文字が、指で押すとスーッと埋め込まれ消えていきます。

これ、CGじゃないです。
この動画には「職人の町、新潟県燕三条の技術」と題して投稿されたものです。
新潟県燕三条といえば、洋食器・機械などの金属加工が盛んな町として知られています。
この動画に登場する「MGN」は、新潟県燕三条で生まれた金属製の名刺入れブランドです。
そしてこの金属加工は「武田金型製作所」の工場長が自ら加工したものだそうです。
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この金属板は金属製造技術を生かしてワイヤーカット放電加工機で埋め込む側の金属盤と押し込む側の「MGN」の文字を別々にカットしたものです。
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ワイヤーカット放電加工機とは、金属との間に放電現象を発生させ、そのエネルギーを利用して加工する工作機器でステンレスなどの硬い金属も1000分の3ミリから5ミリという高精度での加工が可能です。
1000分の1ミリが㎛=マイクロメートルになりミクロンともよばれています。
日本人の髪の毛の太さが30~120㎛なので約1/20の大きさということになります。
ですから、単純な直線や曲線ならともかく、文字や複雑な形を切るには熟練の技術がいるのだそうです。
通常の仕事ではそこまでの制度は要求されることはめったにないが、同社の技術力をアピールするために作成したそうですが、現在依頼主のニーズに応じたオーダーメイドの金属板製作を10万から受け付けているそうです。
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さらに、商品化のプロジェクトが佳境に入っており、6月末までには完成予定とのこと…
日本の技術はすごいですね。
世界に誇れる日本の技、技術を守り続けてほしいですね。







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