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2016年3月2日 水曜日配信  文 スタッフ-matsumoto

新しいビジネスが生まれる場所「TechShop」


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2016年4月1日に、米TechShopと富士通が提携して日本で展開する 会員制オープンアクセス型DIY工房のアジア第1号店となる 「TechShop Tokyo」(東京都港区 アーク森ビル)がオープンします。
先日2月18日には、「TechShop Tokyo」のプレオープンに伴い、 オープニングセレモニーが開催され話題となりました。

■「TechShop」って?
TechShopは、レーザーカッターや3Dプリンタなど、さまざまなツールを 備える会員制のDIY工房です。
連続起業家のジム・ニュートンによって2006年に米国で創設されました。
はじめは自分の発明物を組み立てるために工房を作りましたが、 それを使いたいという人々からの要望を聞くにつれ、ここにビジネスチャンス のあることを感じて創業されました。
現在、北米の他、パリ、アブダビなど全世界で約9カ所に展開しています。
アジア初の店舗となるTechShop Tokyoの開設については、 富士通とTechShopが提携し、富士通の100%出資子会社である テックショップジャパンが運営を担います。
TechShopでは、数ヵ月だけ集中して製品のプロトタイプを作ってみることも できますし、ずっと通い続けて、いろいろなアイデアを断続的にかたちにし、 製品として売れるかどうかを試し続けてみることもできます。
アメリカの起業家は「ガレージで発明する」のが定説になっていますが、 現在の機械技術はますます高度化しています。
自分でそんな機械を揃えるのは 難しくても、TechShopに来ればアップデートされた技術が使えるのです。
TechShopで生まれた製品には、さまざまなものがあります。
スマートフォンに差し込むだけでクレジットカードの処理装置となって、 スモールビジネスの経営者たちに人気のあるスクウェア、iPadケースを クラシックな職人技で作り上げて話題を呼んだDODOケースなどはよく 知られています。
その他にも、既にTechShopからは100個以上の新しいビジネスが生まれて いるというのです。
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■コミュニティを形成し、アイデアを形にしていく場所
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TechShopは、企業、ベンチャー、クリエイター、学生、個人など、さまざまな 人が集まってコミュニティを形成し、アイデアを形にしていく場所です。
TechShop Tokyoの利用例としては、新規事業のプロトタイピングを共創型で 行う、企業研修の場として利用する、個人が世の中にないオンリーワンの モノを作る場として使うなど、さまざまなかたちが想定されています。
単に“ツールが置いてある場所”ではありません。
最新鋭の機器がそろっている だけでなく、そこに集まる会員たちでコミュニティを形成できる場所である ということが最も重要なポイントなのです。








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